アッカーマンシア研究の歴史|いつ、どこで発見されたのか
アッカーマンシア菌(Akkermansia muciniphila)は、2004年に新しい細菌として報告されました。
オランダのWageningen Universityの研究グループは、ヒトの腸内に存在するムチンを利用する細菌について研究を行い、健康な成人に由来する試料から新しい細菌を分離しました。
この細菌は「Mucᵀ」とされ、その特徴や16S rRNA遺伝子配列などの解析が行われました。
研究の結果、既知の細菌とは異なる新しい属・種として、Akkermansia muciniphila が提案されました。
「Akkermansia」という属名は、微生物生態学の研究に貢献したオランダの微生物学者 Anton D. L. Akkermans に由来します。
また、「muciniphila」という種名は、ムチンとの関係を表す名称として付けられています。
2004年の報告では、Akkermansia muciniphila は、ヒトの腸内に存在し、ムチンを利用する細菌として記載されました。
その後、アッカーマンシア菌については、腸管との関係、ムチンの利用、代謝、菌体の処理方法など、さまざまな観点から研究が行われています。
現在報告されているアッカーマンシア菌に関する研究は、この2004年の報告から始まっています。
アッカーマンシア菌に関する基礎情報については、下記ページをご参照ください。
アッカーマンシアとは?腸内細菌研究で知られる細菌(Akkermansia)
参考文献
- Derrien, M. et al. (2004)
Akkermansia muciniphila gen. nov., sp. nov., a human intestinal mucin-degrading bacterium.
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology, 54, 1469–1476.
PubMed
※本記事は、アッカーマンシア菌に関する研究情報をご紹介するものであり、特定の商品に関する効果・効能を示すものではありません。

