アッカーマンシア菌の加熱処理に関する研究について

アッカーマンシア菌に関する研究では、
生菌のほか、加熱処理された菌体を用いた研究も報告されています。

2019年に公表されたヒトを対象とした研究では、
生菌および低温殺菌処理されたアッカーマンシア菌(Akkermansia muciniphila)が用いられました。

この研究では、過体重または肥満でインスリン抵抗性のある成人を対象に、
1日あたり100億個の生菌または低温殺菌処理された菌体を3か月間摂取する試験が行われています。

また、2026年に公表された研究では、
過体重または肥満の成人90名を対象に、低温殺菌処理されたAkkermansia muciniphila MucTを用いた無作為化比較試験が行われています。

研究によって、使用される菌株、菌体の処理方法、摂取量、対象者、試験期間、評価項目などは異なります。

アッカーマンシア菌については、生菌だけでなく、
加熱処理された菌体についても研究が行われています。

アッカーマンシア菌に関する基礎情報については、下記ページをご参照ください。
アッカーマンシアとは?腸内細菌研究で知られる細菌(Akkermansia)

参考文献

  • Depommier, C. et al. (2019)
    Supplementation with Akkermansia muciniphila in overweight and obese human volunteers: a proof-of-concept exploratory study
    Nature Medicine, 25, 1096–1103.
    PubMed
  • Mount, S. et al. (2026)
    Pasteurized Akkermansia muciniphila MucT for weight loss maintenance in people with overweight and obesity: a controlled randomized trial
    Nature Medicine, 32, 2107–2116.
    PubMed

※本記事は、アッカーマンシア菌に関する研究情報をご紹介するものであり、特定の商品に関する効果・効能を示すものではありません。